かとうデンタルクリニックの日記
痛くなかったら大丈夫???
来院時にはお口のチェックをします。
その際に、虫歯がある方、歯石がついている方、歯周病が進行している方、などお口の状態と治療についての説明を行っています。
通常、まず気になって来院されたところがあると思いますのでその部分を中心に治療していくことになるのですが、この部分が終わると“痛くないから大丈夫”と思われるのか、その後の来院が途絶える方がたまにいらっしゃいます。
それで本当に大丈夫でしょうか?
最近2~3年ブランクのある方が来られる機会がありましたが、大きなむし歯ができていたり、歯周病が進行していたり、、、と症状が進行してしまってとても治せる状態ではありませんでした。
結果、抜歯となり、他の歯を削ってのブリッジになったり、入れ歯になったりということになりました。
ちゃんと管理されていればこんなことにはなっていなかっただろうと思われますので残念です。
幸いブリッジで治療できても元の形には戻りませんので、残った歯の寿命を縮めていることには変わりありませんね。
入れ歯だと、生活は間違いなく不便になると思います。仕方ないのですが。
今は痛くないから…というのはかなり危険な思い込みだと思います。
人間は長期的視点よりも短期的視点を重視してしまう傾向があります。
今は痛くないからそれで良くても、未来はもっと良くないかもしれません。
ちゃんと最期まで治療をうけて、しっかりと維持していくようにすることが、長期的な視点で見てとても重要なことだと思います。
あなたは大丈夫ですか?
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