かとうデンタルクリニックの日記
金属アレルギーの危険性
歯科では治療によってはどうしても金属を使わざる得ない場合が多いです。。
ですが、基本的に金属を体内に使用した場合、金属アレルギーを発症するリスクがあります。
“いままで大丈夫だったし別に問題ないだろう”と考えてしまいがちですが、金属と接触する時間が長ければだれでも発症するリスクがあると思っていただいたほうが賢明です。
アクセサリーなどは外してしまえば問題ありません。
しかし、歯の場合はくっつけてありますのでそのままポンっと外せるわけではありません。
じゃあどうやって外すのかというと、削り取るということになります。
実はこれが非常に厄介だということをお伝えしておかないといけません。
口の中で金属を削ったりすると必ず切削片がでます。
これは極力飛び散らないように注意しながら行うわけですが、100%回収できるというわけにはいきません。
その切削片がアレルギーを悪化させる危険性が非常に高いのです。
なので、あまり簡単に考えないでほしいのです。
結局のところ、発症した際に痛い思いをするのは私ではなく患者さん自身です。
歯の詰め物などをする際は、よく考えて選択してください。
プラスチックやセラミックなど保険外の方法も一時期に比べて比較的安価になってきています。
なにがあなたにとって一番大事かを考えて選択することが大切です。
自分の身体は、結局のところ自分でしか守ることができません。
本当によく考えて選択してくださいね。
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